美味しい珈琲を探す旅

 1.徳川将軍珈琲





 茨城県に本拠を持つサザコーヒーが 徳川将軍珈琲なるものを販売しています
 徳川慶喜公の曽孫で 徳川慶喜家四代目当主徳川慶朝(よしとも)氏が焙煎を担当した商品です

 徳川慶喜は 1867年神戸港開港交渉の際 フランス人コックを雇い欧米外交団を大阪城に招き本格的フランス料理でもてなしたそうです
 1867年 慶喜の弟 徳川昭武が渋沢栄一とパリ万博に出席した際に 渡欧の船上でコーヒーを飲んだことが文献で確認されているそうです

 徳川将軍が飲んだであろう珈琲はインドネシア系アラビカ種モカジャバのブレンドだったと思われ これをもとにブレンド 慶朝氏が焙煎を担当したとのことです
 豆を購入し挽いてみると 豆は柔らかめです





















 淹れるときの湯温はパンフレットにが65℃~75℃ 袋には80~85℃と書かれています 一人前20g 150cc のお湯でと指定されています
 珈琲の抽出温度は 熱湯と教えて来られたのですが 最近は90℃近辺で抽出するところ しかもフレンチプレスで淹れる店が増えています





























 味は チョコレートのようなコク 酸味は少なく まろやかな味わいです