枝野幸男とゆく

埼玉5区選出衆議院議員 枝野幸男さんは 平成26年5月31日 50歳になります


平成26年2月1日 久し振りに枝野幸男オープンミーティングに参加して来ました 最後に参加したのは 民主党が政権を獲得する直前でしたから4年振りくらいでしょうか 最初に大宮で開催される会合に出掛けたのは 平成19年4月でしたから7年前になるのでしょうか
一時間枝野さんが講演し その後一時間聴衆からの質疑に答えると云う形で行われ 地元の方を中心に100名程度が集まります 民主党が政権を取れそうになると聴衆も300名を超える大盛況となりましたが 今は又昔の静かな会合に戻って居ます

この日は枝野さんの年頭所感を語る会となり 冒頭に「支持者を半減することになるかもしれない」と前置きして以下のような話をされました

自分は50歳となり 今後「日本の伝統的保守本流の立て直し」に全力で取り組みたい ここで云う保守本流とは 欧州では社民 米国ではリベラルと呼ばれる
日本における政治的リベラリストとして吉田茂を挙げたい 戦前吉田茂はその政治的立場から投獄された経歴を持ち その潮流は池田隼人 佐藤栄作 田中角栄 大平正芳の受け継がれていく
その主張するところは 国民皆保険に代表される社会保障 所得再分配 格差是正などのソーシャルリベラリズムの考え方にあり 米国では民主党 英国では労働党に代表される
リベラルの根底には 人間も社会も不完全なものであり 急激な変革ではなく穏やかな改善を進めていくという思想が存在する
日本の歴史文化は リベラルそのものであり 聖徳太子の十七条の憲法「和を以って尊しと為す」にある通り 戦に解決策を求めず 先ず話し合い衆議の結果を尊重すると云う考え方をとってきた
司馬遼太郎の司馬史観にもある 昭和初期から第二次世界大戦終結までの時期は日本史における異常な時期にあたり決して日本の伝統的社会を代表するものではない
明治維新においても五箇条の御誓文にも「広く会議を興し万機公論に決すべし」も同じ考え方である






 吉田茂に始まる自由民主党の保守リベラル思想を徹底的にぶち壊したのが小泉純一郎元首相であり 安倍晋三首相に至っては決して保守リベラルではなく 他人の意見を受け入れず急速な社会の変更−革新を進めるもので これは革新以外の何物でもない
日本の誇るべき伝統は 多神教世界観であり多様性を認め尊重する 自分と意見立場を異にするものの共存を認める寛容の社会観であり 此れこそがリベラルの本質であると考える

 一方で平和主義とは「自由は闘って勝ち取るもの 守るもの」との認識を持っている 即ち 求める社会観は「オンリーワンを大切にする社会」云いかえれば 自分と異なる価値観を大切にする社会であり 一神教により自分と異なる価値観を否定し打倒しようとする基督教社会 イスラム教社会とは 明確な一線を引く 言葉を替えて云えば 変えるべきものは人口が増えている時代に是とされたものを見直し人口が減りつつある社会に対応するために変えなければならないものを変えることと考える

 ご本人は 今日の話で支持者を半分失うかも知れない と繰り返して居ました

 民主党政権が崩壊し 簗瀬進さんが参議院選に惨敗 政界引退を表明されて 羅針盤を失ったような虚脱感に襲われていました 枝野さんの話をお聞きして 自分の政治的方向性とぴたり一致していることに大きな感動を受けました 今後の枝野さんの行動に注目し 支援していきたいと思います


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 時間を見つけて 枝野幸男衆議院議員の
 勉強会に参加しています

 この日のテーマは 国際貢献
 何時もとても判りやすく解説してくれます
 
 人権が侵害されている人に対して行う国際貢献と
 外交戦略戦術上の視点に基づく国際貢献をきちんと
 分けて認識すべきだという論点でした

 会場からは最近の政局についての質問が飛び交いました

 ご本人から 最近自分の考えと党の考えの違いについて
 とても慎重になっているとの発言がありました
 党の意見と違うことを云えば 分派行動 小沢批判と
 報道されてしまう(この日も朝日新聞が取材に来て
 いました)


 一方で過日の加藤紘一議員との韓国訪問について 「あちらにも思惑が有ると思うが
 自分としては 政権交代後に野党としての自民党のなかに信頼出来るパイプを作って
 おきたい そのために信頼出来る人と付き合っている」と説明されていました

 ある参加者から 小沢党首とのコミュニケーションの
 有無を質問され 
 「小沢党首とのコミュニケーションは有りません」と
 断言してたのが印象的でした

 枝野代議士との交流は 
   森英介衆議院議員(小中高同級生)
  →簗瀬進代議士(森英介の大学同級 NETフォーラムでの交流)
  →枝野幸男代議士(簗瀬代議士の 高校 大学後輩)という繋がりから始まりました

 枝野代議士の軸のぶれない発言・行動に 高い信頼感を感じます



 簗瀬 進 参議員議員繋がりで 
 枝野幸男衆議院議員を知りました

 お二人は 宇都宮高校(うたか と呼びます)の
 先輩後輩

 先日 オープンミーティングに参加しました
 テーマは 「立憲主義と民主主義」
 大変わかりやすい説明で 憲法のあり方を学びました

 憲法は たとえどんな政権が出来ても
 その行動に制限を与える歯止め

 安部首相の憲法理解には厳しい指摘をされていました








 次回のオープンミーティングは 
 5月26日(土)14:00〜
 於:大宮ソニックシティ国際会議室
   先着順 予約不要


















 社会保険庁改革と公務員制度改革を語る
 枝野幸男衆議院議員

 彼の解説は 本当に判り易いです


















 質問を受ける枝野さん

 先生と呼ばないで下さいとの発言は
 簗瀬進代議士との対話の時にも
 お聞きしました

 この日の質問は 多岐に渉りましたが
 質問者に迎合しない毅然とした態度に
 感動さえ覚えました






 今回の参議院選挙埼玉地方区に
 立候補予定の候補者

 民主党の公募に応募した元電通社員
 下町の工務店に生まれたのだそうです

 「世の中へんだ ほんとはこうだ」
 との キャッチを掲げていました

 埼玉在住の方 ご検討を












 枝野幸男衆議院議員(埼玉5区)です

 最近 彼の主宰する勉強会に
 時々参加しています

 枝野議員に辿り着くのは
 クラスメイトの森英介衆議院議員→
 森英介と大学同窓の簗瀬進参議院議員→
 簗瀬議員の大学高校後輩である枝野議員
 となります
 
 御専門は憲法のようですが薬害エイズ
 国民投票法と彼が先頭に立った活動に
 注目してきました

 直接 お話をお聞きし 大変勉強になります