京都渡月橋の西岸嵐山の麓に立つ智福山法輪寺 

 寺史によると西暦300年頃(邪馬台国の時代)には既にこの地に葛野井宮があり 秦の始皇帝の子孫 融通王の一族が移り住んだと
 あります

 此の一族が秦氏で農耕を始めとする多くの渡来文化を伝えています
 秦氏は中国からの渡来人を名乗りますが 秦氏は朝鮮渡来との説も有ります

 その後 元明天皇の発願により行基が堂塔が完成 木上山葛井寺と命名されこの寺が法輪寺の起源とされます
 此の地の繁栄が後の桓武天皇の平安京遷都へと繋がり 京都の起源の様な場所と云えます































 東門から長い階段が続き 春の新緑はとても綺麗です






















 法輪寺境内の電電宮 その歴史はまだ浅く 昭和31年に近畿電波監理局長平林金之助が提唱し建立

 左側にヘルツ 右側にエジソンのレリーフを掲げています



 法輪寺本堂 ご本尊は虚空蔵菩薩


 毎年四月十三日に十三歳の子供がお参りする「十三参り」が有名です

 
















 日本随一 虚空蔵の碑

 法輪寺虚空蔵菩薩は平安期の像のようですが 写真は見当たりません





























 此の多宝塔は 渡月橋からも観ることが出来るそうです


















































 境内の 羊 牛 虎像 虚空蔵菩薩は牛虎の守り神だそうですが 羊は? 



 うるしの碑

 漆も京都の代表的工芸です



















 本堂前の境内に東向きの舞台が有り 渡月橋 嵯峨野が一望出来ます


















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