仏達は何処から来たのか 仏の道を辿ってみます


 4−5世紀 パキスタン ガンダーラ
 仏頭

 何処から見てもギリシャ彫刻
 形を持たなかったインド仏教に
 初めて現われた仏像の一つなんでしょうね
 
 信仰の対象として衝撃的だったのでは















 8世紀 唐代
 中国陝西(せんせい)省西安 宝慶寺
 十一面観音龕(がん)

 東京国立博物館蔵
 (細川 護立氏寄贈)
















 穏やかなお顔 
 痩身なお姿に気品を感じます
 お顔の色だけ違うのは 
 皆がさすったせいでしょうか

 十一面観音像の原型とみます
















 8世紀 唐代
 中国陝西(せんせい)省西安 宝慶寺
 如来三尊仏龕

 三尊仏成立の頃のものとみます
 
















 インド風の姿は 仏というより
 修行中の釈迦を連想させます




















 身に付ける飾り物の豪華さは
 インド古来の風習なのか
 信仰の在り方の違いを感じます



















 かなり下を向いた視線は
 この像が 高い位置に置かれたのではと
 想像させます
 シンプルなお姿に崇高さを感じます


























仏への道