鹿児島市内 祇園之州公園隣の東郷平八郎墓地
墓地に隣接する聖将の碑
50年祭に建立されたようです
東郷は 日本海海戦の名指揮官として
聖人化されていきますが
敵前大回頭は加藤友三郎参謀長からの提案通りに
東郷は手を振っただけと書かれた資料を
読んだことが有ります
1930年のロンドン軍縮会議に際し
統帥権干犯問題で晩節を汚したことも
忘れてはならないように思います
墓地の隣に丘があり
長い階段が続きます
大礼服に身を包んだ
晩年の東郷元帥
少し腹を突き出したような姿勢でした
遠く鹿児島湾を見下ろしています
眼下には桜島が広がります
東郷墓地の直ぐ下に
肝付兼重奮戦の跡 という碑を見つけました
肝付氏は大隈半島に勢力を張っていましたが
島津氏に制圧されてしまいます
篤姫で有名になった小松帯刀は
旧姓 肝付尚五郎
制圧された者の碑は 珍しいと思います