日本橋を守る獅子四態

 じっくり眺めると 
 此れは素晴らしい作品群です


















 奈良県の手向山八幡宮にある狛犬や
 ルネサンス期の彫刻家ドナテッロのライオン像を
 参考にして作成された獅子



















 中学生の頃 日本橋へ来て
 月賦で買ってもらったPENTAXの
 135mmを向けたのが この獅子でした



















 日本三越で開催中の
 土門拳生誕100年記念の
 写真展を見た後の興奮も有って
 真面目に獅子と向かい合いましたが
 この程度の出来に終わりました

















 この迫力

 由来を調べてみたくなります
















 橋の装飾は、建築家の妻木頼黄が担当
 材料に青銅を用い、西洋的なデザインを
 主体としながらも、日本的なモチーフも
 取り入れた和洋折衷の様式デザイン
 装飾の製作は、東京美術学校に委嘱
 製作主任は同学校の助教授の津田信夫
 装飾柱に置かれる獅子と麒麟の原型製作は
 彫刻家の渡辺長男 その鋳造は彫刻家で
 渡辺の義父の岡崎雪聲が担当
 この麒麟については、まったくの想像上の生き物であり
 参考となる作品に乏しかったことから
 体の部分ごとに異なる作品を参考にして
 作製したそうです