瑠璃光寺



 36年ぶりに訪れた 山口の瑠璃光寺
 1970年 夏に初めて訪れたときには
 言葉のない時間を 過ごしました

 30年振りに想い出深き五重塔に再会し
 感無量の思いでした 

 山口県山口市香山町7-1













 瑠璃光寺境内に立つ
 司馬さんの文学碑

 街道をゆく 第一巻 長州路の一節です













 同じ境内に 若山牧水の句碑を見つけました

 はつ夏の
  山のなかなる
   ふる寺の
    古塔のもとに
     立てる 旅人

 明治40年牧水21歳 東京から郷里宮崎への
 帰省の途上 瑠璃光寺を訪れて詠まれたもの

 書は 牧水夫人 喜志子氏の筆による




 この時 同時に詠まれた句

  山静けし
   山のなかなる
    古寺の 
     古りし塔みて
      胸ほのに鳴る