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 今年の夏 徳山沖大津島の回天記念館を訪れて以来 全国の特攻にちなむ場所を巡って来ました

 今回は 筑波海軍航空隊記念館

 アニメ「永遠の〇」の撮影に使われた筑波海軍航空隊 司令部庁舎跡を公開しています

 昭和9年8月15日 霞ヶ浦海軍航空隊友部分遺隊が発足
 予科練卒業生の初歩訓練がこの地で行われました
 昭和20年戦争末期に 特別攻撃隊が編成され沖縄への特攻作戦に
 従事しています

















 当時の航空写真

 中央部が司令部庁舎

 矩形 直角三角形の部分が滑走路です
 滑走路部分は 現在道路になって居ます















 滑走路の直角三角形の斜辺部の現在の姿です




















 現在の庁舎

 平成27年3月 取り壊しが決まっているようです
 何とか 残せないものでしょうか...

















 庁舎前の広場に残された指揮台 当時の姿を残して居るようです


























 庁舎内部 小学校の校舎を想い出させます







































 庁舎の中央部2階に置かれた旧司令室

 簡素ですがしっかりとした造りです
 良い部材を使っています

















 展示品の中で異彩を放っていたのは 零戦の風防ガラスを削って造られたペンダント
 慰問袋を送った女学生と特攻隊員金井正夫少尉との間で交換された200通の手紙の
 最後の一通に同封されていたもの 二人が会うことは一度もなかったとのこと
 ハート形のものには 二人のイニシャルが刻まれています

















 沈没した軍艦金剛から引き揚げられた 金剛銘入りの杯






































 映画では 病院のシーンに使われました



 旭日旗 八条旗は海軍で代将旗として使われました
 三角に切り取られているのは 初めて見ました



















 防空壕の中に司令部が造られていました
 かなり大きなものですが 中は可也の湿気と冷気で
 この中で生活するのは大変だったと思います
















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