吉原散歩



 隆慶一郎の作品の舞台には 元吉原 新吉原が
 出てきます
 小説の舞台を眼に刻みたくなり 吉原へ

 吉原大門(おおもん)脇の見返り柳です
 目の前の通りが 吉原土手
 視線を左に廻して行くと
 土手の伊勢屋(江戸前天丼)が
 見えてきます

 明治時代には 既に大門は無かったそうです










 柳の下の碑には
 「衣紋坂(えもんざか)見返り柳」と あります

 吉原の土手を下る坂の脇の店で
 遊里に遊びに来たものが 衣紋を作ったところから
 坂の名前となったそうです















 吉原の裏には 改装された一葉記念館が
 有ります













 お札の肖像になった 樋口一葉女史
 残念ながら 未だ彼女の作品は未読です




















 記念館で見つけた吉原の地図
 吉原は北東に傾いて作られています

 西側の江戸町一丁目から
 大門まで歩きました
 思ったより通りは広く感じました









 一葉記念館の向かいの公園に建つ碑

 「一葉女史たけくらべ記念碑」と読みます
 碑文と歌は 一葉の旧友歌人 佐々木信綱です
 
















 此方は 菊地寛の碑文














 樋口一葉旧居跡
 確か駄菓子屋か何かを営んでいたのでは




















 近隣の都電荒川線の終点 三ノ輪橋
 この日は三ノ輪から吉原を抜けて
 浅草まで歩きました

 荒川線には未だ乗ったことが有りません
 玉電と乗り比べてみたい気持ちです
 そのうちゆっくりと...